介護事業所ヴィラージュせなは(通所介護、有料老人ホーム、居宅支援事務所、訪問介護)を運営する有限会社緒方(本社:沖縄県読谷村長浜、代表取締役:緒方 望、講演者:緒方 光星)は、嘉手納高校より招待を受け、「産業社会と人間」の授業の一環として「先輩から後輩へ伝えたいこと」をテーマに、今後進路を考えていく高校1年生に向けて講話を行った。2023年1月12日、嘉手納高校の卒業生(2021年3月卒業)である緒方(光星)は、自身の高校在学時の過ごし方や進路への考え方、社会人としてのスタートを切った出来事や転機、そして今に至るまでの道のりを、挫折と苦悩談を交えながら、在校生へ語った。緒方(光星)は、2023年1月現在、ヴィラージュせなはにて、機能訓練員として高齢者へサービスを提供する。「介護の仕事がしたかったわけではない。当時は、むしろ絶対にしたくないと思っていた。でも、何の仕事をするかよりも、どんな仕事でも自分を成長させてくれる人がそばにいるということが大切だと気づいた。」と語る。高校卒業後、進学するでも職に就くでもなく、自分がやりたいと思っていたことをやってみたが、当初決めていた目標を達成することができず、途中で諦めてしまう。「結局自分は、何をやってもダメだ。」と失意のどん底にいた緒方(光星)は、自身の父の運営する有限会社緒方に入社する。しかし、そこでも、「介護は合わない」という理由で、現場を離れてしまい、同社の取締役を務める兄に説教の嵐を受ける。「こんな自分は嫌だ。変えたい。」という強い意思と、兄の「自分を変えたければ、まずは、目の前にやってきたことを素直に受け入れ、続けなさい。」という言葉を胸に、自己否定の過去と決別し、再出発の決意を固める。最後に、在校生へのアドバイスとして、「正直、大変な毎日だけど、素直に受け入れるようになってからは、人生が楽しいと感じるようになった。全ては、自分の選択と決断だ。」と伝えた。嘉手納高校にて、「産業社会と人間」の授業を担当する長嶺 由人氏は、「社会人の講話を通して、社会生活に対する知識や関心を高め、今後の進路や将来設計について考える機会とする。嘉手納高校だからこういう授業がある。生徒には、自分の人生は自分で決められる人になってほしい。本授業で、発信できる・自律できる・自己肯定感を高めることができる人になるキッカケになってほしい。」と熱い想いを語った。本講話が、明るい未来を牽引する若者にとって少しでも良い影響となり、将来ともに地元を盛り上げる仲間となってくれれば、これほど嬉しいことはない。■有限会社 緒方代表取締役:緒方 望本社所在地:沖縄県中頭郡読谷村長浜1110番地設立年月日:2003年12月1日事業所名:ヴィラージュせなはデイサービスセンターヴィラージュせなはヘルパーステーションヴィラージュせなは居宅介護支援事業所ケアリゾートヴィラージュせなは住宅型有料老人ホーム事業内容:介護保険事業(通所介護・訪問介護・居宅介護支援)高齢者賃貸住宅の経営・管理事業介護人材育成(研修・教育)事業「美しいvillageを創る」をコンセプトに、高齢者も子どもも障がい者も誰もが生きがいや役割を持ち、支え合う場所づくりを目指す。